光テラス No.25

9月30日
 先週から体調が悪く、連休明けの火曜日に診断に行ったところ、マイコプラズマ肺炎と診断されました。ウィルス性の肺炎で、移る可能性もあるということで、必要な時以外は外出を避け、できるだけ人と会わないことを告げられ、1週間の自宅謹慎となってしまいました。
 会議や研修会、集会や礼拝、ありとあらゆることが脳裏をめぐり、「どこにも行けなくなってしまうのか・・・」と意気消沈。一度始まると辛い咳の影響で、ほとんど何もできない日が3~4日続きました。
 ベッドで安静にしている時、1階の掃除機の音が聞こえてきました。何もできない状態の時でも、教会が支えられていることに感謝と感動を覚えました。妻は体調の悪い中でも家事をしてくれました。私は本当に多くの方に祈っていただき、支えられていることを実感しました。
 今は大分回復し、医者の外出・面会許可を待っているところですが、まだ教会に来る方とお話できないのは残念です。でも、少しだけ前向きに考えることにしました。話はできなくても一緒に礼拝を捧げたい。そこは諦められません。ふと見上げると、講壇から一番遠いところにバルコニーがありました。ここならほぼガラスに覆われて、肺炎が移ることもない!私が赴任してからまだ一度も使っていなかった場所が用いられる時が来たのだと思いました。病を与えられたからこそ、今まで気づくことのなかった場所と光を見ることができた瞬間でした。
    イエスを死者の中からよみがえらせた方の御霊が、
    あなたがたのうちに住んでおられるなら、
    キリストを死者の中からよみがえらせた方は、
    あなたがたのうちに住んでおられるご自分の御霊によって、
    あなたがたの死ぬべきからだをも生かしてくださいます。
                        ローマ8:11