光テラス No.24

9月23日
 教団が主催する開拓ビジョンセミナーへ行ってきました。講師は夏休みに北海道へ帰省した際にお会いした牧師でした。様々な方に声をかけられており、忙しそうにしていたため挨拶だけでしたが、久しぶりに顔を見れて私たち夫婦も嬉しかったです。講演では先生ご自身が携わってきた教会開拓の経験談と聖書的な土台を中心に、使命やその喜び、牧師の役割などについて語ってくださいました。
 午前の講演の最後に、教会開拓者の心構えというテーマで語っていたときのことです。先生が、「失敗はたくさんしました。だから失敗やその結果を受け入れる覚悟をしなければなりません。」と語ったとき、私は神様のことを受け入れない人がいるのは当然のこと。だから失敗するのだって当たり前のこと。それなのに失敗を恐れて大切なことを伝えないなら何も伝わらない大失敗になってしまう、と感じました。
 よりはっきりとした真理を説教で語るなら、それを受け入れられない人もいることは仕方ありません。しかし、全員が受け入れられるような説教にしても、真理を語っていないなら、何の意味もない。
 牧師が好かれる嫌われるの評価以上の価値と役割が説教にあることを再認識しました。そしてその真理と戦う人たちを牧師が励まし、支えていくのだと学びました。

    こうして、キリストご自身が、ある人たちを使徒、
    ある人たちを預言者、ある人たちを伝道者、ある人たちを
    牧師また、教師としてお立てになりました。
    それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、
    キリストのからだを建て上げるためです。
                    エペソ4:11-12