みことばはみがき No.146

   ローマ 10:17
   ですから、信仰は聞くことから始まります。
   聞くことは、キリストについてのことばを通して実現するのです。

 東京基督教大学の支援会の会議があり、今年度の集会に向けて話し合いが持たれました。
 すでに講師や講演内容は依頼してありましたが、第二部で行うパネルディスカッションの内容を検討する必要がありました。

 全体テーマに沿って登壇者に質問を投げかけ、その答えを参加者が自分の場合を考える材料にできるようにするために、どのような質問を投げかければよいかを話し合いました。
 数にすればたった2問。その2問を決めるために1時間かけて話し合いましたが、1問分が残り、一週間後に話し合いを延期して、再度検討することになりました。
 とても効率の悪い会議です。しかしその1問をひねり出すために、あれやこれやと語らいながら、嫌な顔せず、なんとかいい方向へ導く質問を延長戦の会議の際に決定することができました。

 普段の会議は効率的になるように心がけながらも、最も大切にしたい部分は、会議を増やしてまで話し合えたのは、協力的で熱意のある仲間に恵まれたのだと思い、感謝しました。主に仕える歩みもまた、効率的ではなく、情熱的に取り組んで歩むものなのかもしれません。


    情熱的に取り組めば効率が悪くなる
    しかし、効率だけでは結果は与えられない