みことばはみがき No.104

   使徒 27:43-44
   百人隊長はパウロを助けたいと思い、彼らの計画を制止して、
   泳げる者たちがまず海に飛び込んで陸に上がり、残りの者たちは、
   板切れや、船にある何かにつかまって行くように命じた。
   こうして、全員が無事に陸に上がった。
 
 教団の宣教大会の委員会のために、東京へ出張に行ってきました。できる限り日曜日の準備を早めに行い、礼拝に支障が出ないように計画しました。
 予定通り東京へ行き、会議も充実しました。青年たちや先生方との交わりも深まり、大きな刺激となりました。

 しかし、問題は私の手の届かないところで起こりました。当日の大雨の影響で岡山空港が視界不良となり、飛行機が飛べるのかどうかの天候調査が入ったのです。場合によっては別の空港に着陸したり、引き返すことにもなるとのことでした。

 翌日に礼拝があるため、何とかして土曜日中に家に到着したいと思い、確実に着陸できる伊丹空港へ路線を変更して搭乗することにしました。伊丹からバスで新大阪駅、そして新幹線で岡山、在来線で瀬戸駅、そしてタクシーで帰宅と、ありとあらゆる交通手段を駆使して、何とか24時前に到着することができました。

 結果的に当初の便も20分遅れで岡山空港に着陸したとのこと。それを聞いた私はもったいないよりも、どちらも無事でよかったと感じました。


    帰れない不安と苛立ちで待っているよりも
    帰っていく歩みをしている方が平安である