みことばはみがき No.55

   エレミヤ6:16
   主はこう言われる。
   「道の分かれ目に立って見渡せ。
    いにしえからの通り道、幸いの道はどれであるかを尋ね、
    それに歩んで、たましいに安らぎを見出せ。」

 帰国して家族を迎えたゴールデンウィークは近場で過ごす1週間となりました。藤公園に行ったり後楽園に行ったり、庭で花のにおいを嗅いだりと、植物とのふれあう時間が与えられました。
 離れている間は、携帯の画面を通して顔を見ることはできても、周りの状況や関心がなければ成す術なく、ただTVを見たり遊んでいたりする娘の姿を眺めることしかできませんでした。

 毎日一緒にいると自分の時間がほしいと願う自分の都合の良さを情けなく感じる一方で、家族との時間を過ごしたいというきもちもまた本心であることに気が付きました。
 2か月の時間を埋めるかのように、朝から晩まで家族が離れることなく、一緒に行動していました。仕事のことは多少頭の片隅にはありましたが、家族のことを思い、過ごすその時間の中で、天の御国の味わいを思い浮かべました。

 天と地で離れて暮らす神と私たちは、天の御国で再会する時、他のことに妨げられることはありません。これまでの時間を埋めるかのように、神と一緒に過ごす毎日が待っています。それは家族と過ごせる喜びと幸せの時間になるのでしょう。


    一人離れたゆとりの時間よりも
    一緒の不自由な時間の方が幸せには近い