みことばはみがき No.59

   マタイ 18:27
   家来の主君はかわいそうに思って彼を赦し、
   負債を免除してやった。  

 胃腸炎になりました。水曜日の朝に少しだけ違和感を覚えましたが、体調に変化がなかったため、プランターを行いました。
 しかし、その後発熱に襲われ、病院に行くことになりました。幸いコロナ感染ではないことがわかったものの、発熱性の胃腸炎で、唾液や排泄物から移る可能性があるため、家族との半隔離生活が始まりました。

 何もできずに寝込んでいることで妻や娘に迷惑をかけてしまっていることに「ごめんね」と何度も口にしていた私に、妻から「何度言っても体調は変わらないから、今はしっかり休んで」と声をかけられました。
 一度はその言葉にしゅんとしてしまいましたが、改めて考えてみると、自分の体の状態よりも相手の顔色をうかがっていることに気が付きました。だからこそ、相手が最も喜ぶことは、自分の状態をしっかりと受け入れて対処することだと知りました。

 憐れみを受ければ受けるほど、申し訳なくなる気持ちも確かにありました。しかし、それよりも感謝をもって自分らしくあるために回復を待つことの大切さを学びました。
 早くおいしいご飯が食べられますように。


    憐れみは負債ではなくプレゼントであり
    望まれるものは言葉ではなく回復である