みことばはみがき No.116

   伝道者の書 3:13
   また、人がみな食べたり飲んだりして、
   すべての労苦の中に幸せを見出すことも、
   神の賜物であることを。

 北海道から母親が孫に会いに岡山まで来てくれました。特に私と妻の誕生日ということもあり、みんなで何かおいしいものでも食べようということになりました。
 「何食べる?」と聞かれ、日曜日の夕方、オープン礼拝が終わってからとなると、それほど遠くにはいけないし、時間帯によっては混むかもしれないと考えた私は豚カツと答えました。

 近場のお店で済ますという言い方では妥協したような印象になりますが、しばらく行けなかった、ディナーに行くには安くはないイメージのお店という言い方にもなるでしょう。

 自分の誕生日だけれども、息子を抱きかかえ、娘の話し相手になり、妻の体調に気にかけ、母親の様子を見ると、ほとんど自由にはならないものです。
 しかし自分の思うように動くよりも、家族とみんなでおいしい食事がとれることがとても幸せなことだと感じるひと時でした。私と一緒に食事をするために抱きかかえられ、連れて来られ、身重のからだで頑張って立ち上がり、北海道からわざわざ来てくれていたのですから。


    自分に何が与えられたかよりも
    自分のために動いてくれる人がいることに感謝